海外旅行傷害保険は海外での命綱です
たかが数千円です。本当の安心を得るには安いものです。実際私はかなり助かってます。
私のタイ入院体験記も読んでみて下さい。
有料の海外旅行傷害保険に入りましょう
巷では海外旅行傷害保険はクレジットカードに付帯されているもので十分だという声が良く聞かれます。無料で保障もついているんだから嬉しいサービスだとは思います。もし保障内容を完璧に把握されている方はクレジットカードの保険でもいいかもしれませんね。
しかし定款もろくに読んでない人が安易な気持ちでクレジットカードの保険に頼るのは非常に危険です。
クレジットカードの保険は有料の旅行傷害保険では普通に保障されている部分が保障外になっている場合が多いのです。
これも考えれば当たり前だと思いませんか?無料と有料とで同じ保障にするわけがありません。できるわけがありません。有料にするのにはそれなりの理由があるからなんです。
例えばクレジットの旅行傷害保険だと、ケガ病気の治療費用が最大200万円といった場合が多いです。しかし実際に海外で重大な病気にかかった場合200万円じゃ足りません。盲腸レベルの入院でも保険金が足りなくなる可能性があるがあるのです。
裏ワザとして、クレジットカードの複数持ちなどのテクニックを使えば金額面でカバーすることが可能なのですが、それでも私はやっぱりクレジットカードの保険はお勧めできません。
有料の旅行傷害保険の最大の利点は、イザという時に迅速に対応してくれるという点です。
海外で病院に行かれたことのある人はお分かりかと思いますが、外国人が病院にいくと診察前に必ず傷害保険契約書の確認があります。お金の支払能力の有無を確認してから治療に入るのです。
あなたは唸り苦しむ極限の状態でクレジットカード保険の説明を、しかも英語で行うことができますか?
日本と違い、金がない人は治療を受けられないのがあたりまえの海外で、治療費の説明を英語で行なう自信がありますか?
旅行傷害保険の証書はこういう時水戸黄門の印籠並みの効力を発揮します。証書をみせることで一発で治療を行ってくれます。
また、有料の保険会社はしっかりとした病院ネットワークを持っているのも有利な点です。
もしあなたが旅先で病院に行きたいとなったとき、どこの病院にいけばいいかわかりますか?外国人診療を行える病院をすぐに調べることができますか?
有料の保険だとこういうとき保険会社に電話するとすぐに最寄の病院を紹介してくれます。
しかも保険会社が前もって病院に連絡してくれる場合が多いので、診察もスムーズに行なうことが出来るのです。
保険はあくまで保険です。何も起こらなかったら掛け金はムダになります。しかし何か起こった時の命綱となるのも保険なのです。
その命綱をクレジット保険というクモの糸に託すか、有料の旅行傷害保険という鉄のクサリに託すかはあなた次第です。