海外には興味本位で踏み入れてはいけない領域がある
凶悪犯罪に巻き込まれる人は、悪い言い方をすると『自爆』している人が結構います。ドラブルを自分から引き寄せているのです。
郷に入れば郷に従え!
ここまで簡単にトラブルの例を挙げましたが、こんなトラブルがしょっちゅう起こるワケではありません。(しょちゅうボラれはしますが 笑 )
トラブルといっても盗難や詐欺などは自分自身で対策をしっかりしていればある程度回避できるものです。
しかし強盗、殺人などはいくら対策していても狙われてら最後です。
幸いなことにタイではこういった凶悪犯罪に巻き込まれることはほとんど無いでしょう。そういった意味ではタイは治安のいい国と言えると思います。
でもここで覚えていて欲しいことがあります。
外国では我々日本人が興味本位で踏み入ってはいけない領域があることです。
例えば宗教です。
仏教は比較的戒律は緩いのですが、イスラム圏では戒律を破るような行為をすれば殺されることもあるのです。
故意であろうがなかろうがなんて関係ありません。重大な戒律違反は一発アウトです。
仏教国タイにもイスラム教徒はいるのですが、北部ではイスラムが仏教徒から迫害されている地域もあるらしく、安易にそのムスリムの村に足を踏み入れると殺されても文句は言えないらしいです。
また、現在は反政府デモがバンコクで行われることもあります。
この時注意したいのが着ている服の色です。
反タクシン派のPADが国王のシンボルカラーである黄色のシャツを着てデモを行っているのに対し、タクシン派の「反独裁民主同盟」は赤色のシャツを着てデモを行っています。
もし赤シャツグループデモの近くであなたが(悪気は無くても)黄色のTシャツを着ていたら、デモの参加者から殴られたりしても文句は言えません。悪いのはあなたです。
結局何が言いたいのかと言うと、現地の人のいう事は素直に従えということです。
ガイドブックには治安がいいと書いてある所でも現地の人が危ないから行くなといった地域は行ってはいけません。
決して興味本位で行ってはいけません。ここは日本ではないのです。
ときどき危険な所に行ってきた事を自慢する方がいますが、それは運がよかっただけであり決して自慢できることではありません。
凶悪犯罪に巻き込まれる人は、大抵は自分から危険な地域に足を踏み入れているのです。
特に旅が長い方ほど過信になる傾向があります。麻薬関係に手を出す人は密告制度や刑務所の実態をどこまで知っているのでしょうか・・・?
まぁ普通の旅行をしている方はそこまで神経質になる必要はないと思います。
タイは治安が良く素晴らしい国です。普通の旅行者にとって最高の国のひとつと言えるでしょう。トラブルに巻き込まれないように対策しつつ楽しく旅行しましょうね。